米国株の勉強

コカ・コーラ1株4千円が11億円になった。どういこと?

アメリカでは、株を始める時に、必ずお聞きする話は「コカ・コーラの奇跡」です。

あなたがタイム・マシンに乗って1919年の過去に戻り、コカ・コーラの一株だけを買っておきます。その時は40ドル(約4,000円)でした。その後、2012年に戻ってくるとその株はなんと36万ドル(約3,600万円)になっています。何もせずに、一株買うだけでこんなお金持ちになるんですよ。ちなみにコカ・コーラからもらった配当金を再投資した場合は、

ありえない金額、それは1千万ドル(11億円)です。

この話は何を意味しているでしょうか?

”過去に戻れないよ!、空想だな、結果論じゃん”と考えるかもしれませんが、アメリカで株を始める時に、必ず、教える長期投資の強さを第一で勉強します。“米国優良株を長期投資する方法に勝てる投資は、世の中にない”と断言する人がいるくらいにアメリカの株世界で、基本中基本です。

アメリカは120年間の歴史を持つ世界最高の株式市場で、株専門家も多いでしょう。最高の株専門家たちは120年間の歴史を通じて、初心者に話しつづけている内容はすごくシンプルです。

“優良米国株を長期的に持ち複利投資をしなさい。そうするとお金持ちになるよ。いやいや入れておいて30年冬眠しなさい”と言われるくらいです。

しかし、専門家たちがそのように助言しても素人は簡単に信じません。もっといいタイミングを計り、大儲けしようと欲望に身を任せ、破産してしまうのです。その後、株はだめだと市場を離れてしまうのです。

どんだけ専門家たちが助言しても初心者たちは、聞かないから、優しい天才が優良企業だけを500個集めておいたファンドを作り、ファンドを株のように取り引きができ、一株買ったら優良企業500個全部買ったような方法を見つけました。それが最近よく耳にするETF(Exchange Traded Funds)をいいます。

生きている伝説といわれ、90代でもまだ、投資をしているウォーレン・バフェットは、自分の奥さんに遺言として残している言葉があります。それは、”自分がなくなったら、S&P500に財産の9割を入れておきなさい。”です。このようにアメリカの優良企業での信頼は厚いし、実績でみせてくれるんですよ。

ウォーレン・バフェットのポートフォリオの中アップル1位、バンクオブアメリカ(アメリカ銀行)2位、コカ・コーラ3位なんですが、コカ・コーラを30年以上持っているんですよ。

なぜ彼は、コカ・コーラのような企業が好きなんでしょうか?

韓国で1980年代はコカ・コーラ一本当たり15円でした。今は500ml、基準で約210円です。え?日本より高いな、今気づきました。それは置いといて、

あるデータによると2010年から2020年の原材料の価格は23%以上下落していますが、価格は77%上げっているのです。

つまり、物価上昇に合わせて価格をうまく上げていますし、原材料はどんどん安くなっていて設ける仕組みなんです。

私が健康のために飲んでなくても自分の子供が飲んでいたり、家族が飲んでいたりしたらコカ・コーラに負けているようで悔しくないですか?

私がコカ・コーラの株を持っていたらコカ・コーラの価格が上がったりよく買って飲んだりしても、逆に安心できるのです。

視線が変わり、”おおお!!コカ・コーラ頑張ってるね。もっと働け!”という視線ができますね。

そして、物価が上がってもコカ・コーラ株も儲け、株価が上昇し、かつ配当金も毎年4回くれて、インフレーションのリスク(現金の価値が下がる)を遥かに防御してくれる手段にもなるでしょう。

言い換えると自分が本当に辞められないものを売ってる会社の株を持っていたら安心して、長期投資ができるヒントにもなれるのではないですかね。

あなたのコカ・コーラは何でしょうか?

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